配属先研修を終えて

新採用職員研修の一環として、工学系技術室の配属先研修が行われました。

・期間:2012年4月16日(月)~27日(金)

・概要:工学系技術室全8グループの職場を見学する。並びに業務を実際に体験してみる。

・対象者:伊藤達博(H24.4採用:技術職員)

各グループとも充実したプログラムを組んでいただきました。簡単ではありますがそれぞれ振り返ってみたいと思います。

(1)? 化学・生命技術グループ

電子天秤での計測と線虫を用いた簡単な実験を行いました。どちらも今まで経験したことがないようなとても細かい作業でかなり神経を使いました。

(2)? 材料機能技術グループ

マテリアル工学科の学生実験すべてのテーマを見学中です。実際に配属されるグループということで、今後どのような形で学科支援をしていくのかイメージしながら研修をしています。

(3)? 電気情報技術グループ

IT研修としてノートパソコンのセットアップ実習を行いました。技術室をはじめ各部署等のHP関連の業務依頼もあるようですので、知識を持っていて損はないと感じました。

(4)? 機械工学技術グループ

文鎮の製作を行いました。3D-CADによる製図、及び旋盤、フライス盤を用いた加工と過去の経験を思い起こし確認しながらの作業となりました。今後の業務に生かせればと思います。

(5)? 土木・環境技術グループ

ハイドロラボで行った波の威力を体験する実習が印象に残っています。見た目では小さかった波も、板を介して実際にその力を受けてみると想像を上回る強さで驚きました。併せてずいぶん身近に素晴らしい装置があるものだなと思いました。

(6)? ものづくり技術グループ

溶接実習を行いました。曲面部分は溶接しづらく大変苦労しました。また、高度試作加工センター内には様々な機械があり、多くの加工依頼に対応できる体制になっていると感じました。

(7)? 機器分析技術グループ

地連センター及び電子顕微鏡室にある機器を見学しました。サンプルによって分析に最適な機器があるということで、各々の機器の特徴をつかんでおく必要があると感じました。

(8)? 環境・安全管理技術グループ

岩手大学は環境に対する取り組みで高い評価を得ていますが、当グループの環境マネジメント、薬品管理並びに安全衛生管理の日々の業務がその一翼を担っていることが分かりました。

他の技術職員がどのような業務を行っているのか知るのにとても良い機会となりました。

最後になりましたが、本研修の関係者のみなさま、本当にありがとうございました。今回の経験を以後の業務に生かしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

written by 伊藤達博
2012.5.23