このたび、理工学系技術部が研究支援を行った環境衛生工学研究室の研究成果「電気透析による余剰汚泥および消化汚泥分離液からの肥料元素類の回収」により、竹花和浩技術専門職員および笹本誠技術専門員が、2025年度(令和7年度)土木学会東北支部技術開発賞を受賞しました。
土木学会東北支部技術開発賞は、東北支部技術研究発表会において、優れた独創的な土木技術に関する研究成果を発表したものの中から選考・授与される賞です。
【研究の概要】
本研究は、下水処理過程で発生する汚泥分離液から、リン(P)、カリウム(K)、アンモニア態窒素(NH₄-N)などの肥料元素を電気透析により回収・濃縮する技術に関するものです。得られた濃縮液は液肥原料として利用できる可能性が示され、下水汚泥由来資源の有効利用につながる技術として、その新規性・将来性が評価されました。
【理工学系技術部による研究支援】
理工学系技術部では、竹花技術専門職員、笹本技術専門員をはじめとした土木環境系技術職員が、実験装置の製作・運用、分析機器の調整、工程管理、試料採取、学生への分析指導、実験環境の整備などを通じて研究を支援しました。また、一部実験装置の製作では、高度試作加工センターや電気系の職員も設計や製作に携わり、技術部内で連携して研究を支えました。
技術部は、今後も研究者のニーズに応じた技術支援を通じて、さまざまな研究成果の実現を支えていきます。
🔗関連リンク
- 土木学会東北支部 支部表彰制度
https://www.jsce.or.jp/branch/tohoku/award/index.html
- 理工学部のHPにも紹介されました
https://www.se.iwate-u.ac.jp/awards/11563/
- 関連する研究は下水道協会誌にも掲載されています
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jswa/63/761/63_93/_article/-char/ja
- 環境衛生工学研究室HP
https://www.cande.iwate-u.ac.jp/eisei/wp

Written by KT
(2026.7.30)