防災システム・消防プロジェクトなどの活動が各紙を賑わせています

理工学系技術部の千葉寿技術専門員(ほか複数名)が主体的に進めている取り組みについて、複数の紙面で以下のように紹介されました。

また、千葉寿技術専門員は、岩手日報の「ひと」のコーナーでも取り上げていただいたそうです。

日付順にならべ、まとめてご紹介します。

1.(災害大国)火事!命守る行動をとるには(朝日新聞 2022年11月28日付 28面)

競争的外部資金(令和4年度消防防災科学技術研究推進制度)において、千葉寿技術専門員は主体的に、スマートスピーカーと連携して火災の発生を素早く知らせる仕組み「早期情報伝達システム」の研究開発を進めています。この研究成果が朝日新聞の全国版で報道され、千葉寿技術専門員の活動も紹介されました。

朝日新聞 2022年11月28日付 28面に掲載
本記事は朝日新聞社からの承諾を得て二次利用しています。
また、「朝日新聞社に無断で転載することを禁じます」。
承諾番号は「22-3494」です。

当該記事は上記赤枠部
上記赤枠部の記事を拡大

この取り組みについては、読売新聞(関西版)にて2023年1月30日付 27面 でも紹介されました。

2.緊急情報 聴覚障害者へ( 岩手日報 2023年1月10日付 1面)

【Jアラートなどの緊急情報を視覚的に素早く伝達するシステムの開発を進めています】の記事でもご紹介しましたが、岩手大学理工学系技術部(千葉寿・古舘守通・藤崎聡美)と分子科学研究所および盛岡市ではこれまで、国や自治体からJアラートなどの緊急情報が発表されると消えているテレビでも自動的に起動して正しい情報をリアルタイムで伝えるシステムを開発してきました。
この仕組みを応用して、聴覚障害者向けの機器と連携することで、インターネットを利用した情報伝達に成功し、その仕組みが、岩手日報の1面にて大々的に報道されました。

岩手日報 2023年1月10日付 1面 に掲載
この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」

尚、この記事は、岩手日報の2023年1月17日付10面の「記者解説 いわてニュースゼミ」で、小・中・高生へ向け分かりやすい内容にかみ砕いて説明紹介されています。

3.岩手日報「ひと」コーナーで人物紹介されました( 岩手日報 2023年1月28日付 4面

岩手大学理工学系技術部の千葉寿技術専門員が「ひと」に焦点を当てるコーナーで紹介されました。これまで聴覚障害者に情報を素早く届けるシステムの開発などを開発し、その開発者の背景にせまるものです。

岩手日報 2023年1月28日付 4面 に掲載
この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」

Written by 広報委
(2023.2.7)

【全国瞬時警報システム(Jアラート)をすべての方に】聴覚障害者向け防災システム実証実験を岩手大学および聴覚障害者団体他4者で共同実施しました

2022年11月16日(水) 、「全国瞬時警報システム(Jアラート)の全国一斉情報伝達試験が下記の4地点を拠点として実施されました。

■実験拠点
 岩手大学・岩手県聴覚障害者協会・
 岩手県立視聴覚障がい者情報センター・株式会社アステム本社(大阪市)

岩手大学理工学系技術部(千葉寿・古舘守通・藤崎聡美)と分子科学研究所および盛岡市ではこれまで、国や自治体からJアラートなどの緊急情報が発表されると

 ・一般的に利用されているテレビを自動的に起動
  

 ・NHKにチャンネルを変更し、その発表を周知する


などして素早く情報伝達をするための機器「テレビコントローラー」を開発してきました。

現在、株式会社アステムが製造・販売する聴覚障害者用情報受信装置「アイ・ドラゴン」と上記の通り岩手大学理工学系技術部と分子科学研究所が開発を進める「テレビコントローラー」を連携させ、インターネットに接続されている「アイ・ドラゴン」を介してテレビを自動制御し、Jアラートの発表などを知らせるためのシステム構築を手掛けているところですが、先月 の11月16日(水) 、Jアラートの全国一斉試験放送にあわせて行われたこのシステムの実証実験にはじめて成功しました。またこの様子は、オンラインでもライブ配信されました。

この研究開発によりインターネットを介したJアラートの情報伝達ができるようになったほか、それに連動して通常のテレビが自動的につくことでプッシュ型の情報伝達が可能となりました。聴覚障害者や高齢者など、災害時に誰一人取り残すことのない情報伝達装置として利用されることが期待されています。

その様子は 11月16日(水) 夕方のNHKニュース「おばんですいわて」内でも報道されました。また株式会社アステム様のサイトでも実証実験の実施について紹介されております。併せてごらんください。

■ NHKニュースWEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20221116/6040016065.html

■株式会社アステムニュース
https://www.astem-co.co.jp/news/20221111/

11月16日(水) の実証実験後の様子。理工学系技術部 千葉寿技術専門員は右から2人目。

Written by 広報委
(2022.12.8)

YouTubeによるLive配信に挑戦しました

理工学系技術部では年度末に、部の活動報告の機会として、技術発表会を開催しております。

この技術発表会のオンライン配信に挑戦しよう!と、昨年度、当技術部内で配信関係の業務を主に担当したメンバーによって今回、YouTubeを用いたライブ配信が行われました。

技術発表会当日、会場となる岩手大学復興祈念銀河ホールの後方には2台のハンディカムと1台のウェブカメラ、そしてスイッチャーや配信用PCなどを取りそろえた特設スタジオが開設されました。興味津々で「これは何をする機械ですか?」と多くの方に尋ねていただいたのが印象的です。

配信は、藤原歩 技術専門職員・古舘守通 技術専門職員・村上武 技術専門職員・萩原由香里 技術専門員・藤崎聡美 技術専門職員によるチームで対応しました。このチームは、新型コロナウイルスの関係で急速にオンライン化に移行した際、いち早く配信支援を担当しており、本学におけるセミナー等の配信を複数回担当してきました。理工学系技術部のイベントでYouTubeによるライブ配信を行うのは初の試みであり、また、技術発表会のライブ配信は年間活動の集大成ともいえるため、事前に2度のリハーサルを経て臨みました。結果無事成功となり、一同安堵しているところです。

イベント等の配信支援は当面続くものと思われます。 もし、お力添え等必要な際には、理工学系技術部にお声がけください。

Written by Fujisaki
(2021.4.13)

技術部職員らのチームが開発を進める防災システムが注目を集めています

現在開発を進めている防災システム「広範囲災害警報報知システム」とは、豪雨・地震といった自然災害やJアラートなど、我々の日常において生活リスクが高まった際に発令される緊急情報を広く早く周知できるシステムです。各自治体により普及が進んでいる「緊急告知防災ラジオ」の起動に連動し、例えば照明やテレビといった、我々が日常用いている家電が自動的に動き出すため、防災ラジオから離れていても緊急度の高い情報が発令されたことに気づかせてくれる有効性の高いシステムです。現在、岩手大学・分子科学研究所(愛知県岡崎市)・盛岡市・株式会社宮古マランツ・兼藤産業株式会社・宮古市との共同で開発が進められており、「広範囲災害警報報知システム」の社会実装実現への期待から、各メディアでの注目を集めています。下記は動作を紹介したデモ動画となります。

本システムは本学学内カンパニー「Anonas Lighting(アノナスライティング)」によって装置等の製作が進められているところでありますが、この「Anonas Lighting」の技術顧問であり、主に本システムの開発を手掛けている千葉寿技術専門員・古舘守通技術専門職員・藤崎聡美技術専門職員は、分子科学研究所技術課(装置開発室所属)の豊田朋範氏と共に、日夜、技術面から具現化に挑戦しています。

これまでも、盛岡市内に配備された防災ラジオでの実証実験は成功を収めておりましたが、昨年10月には、別タイプの防災ラジオを用いる岩手県宮古市地域での実証実験も成功しました。この様子を、岩手日報令和2年10月7日(水)付の1面にご掲載いただきましたのでご覧ください。

岩手日報 令和2年10月7日(水)付 朝刊
この記事・写真等は、岩手日報社の許諾を得て転載しています。

「Anonas Lighting」は、実証実験会場となった岩手県立宮古商工高等学校の1年生と3年生の生徒約40名に向けてシステム概要などを紹介する特別授業を行ったほか、11/4(水)に開催された岩手大学防災・地域創生シンポジウム「大規模災害からの復興、防災そして地域創生へ」でも事例紹介やパネリストとして登壇するなど活躍の幅を広げておりますが、これらの活動に際しても、千葉寿技術専門員は技術顧問の立場として教育的側面からの指導を行っております。

本取り組みは、2021年3月から盛岡市と共同で盛岡市内に試験配備を始め社会実装に向けたフェーズに入ります。今後も自治体・企業・研究機関等と広く連携をとりつつ展開しますので、今後とも応援等、よろしくお願いいたします。

written by F
(2021.01.27)

令和2年度 配属先研修を行いました(知能・メディア情報技術グループ)


知能・メディア情報技術グループにて4名の配属先研修を行いました.

 日時:2020年10月16日(金)13:00~16:00


今回は、下記2種類の内容を準備し、研修を行いました.

  • Raspberry Pi でネットワークオーディオプレイヤーを作ろう
  • Microsoft Excelなどをもっと活用しよう


⓵ Raspberry Pi でネットワークオーディオプレイヤーを作ろう

研修はネットワークオーディオプレーヤー構築の説明からスタート

無事、Raspberry Piでネットワークオーディオプレーヤーを作成し、コントローラーとするパソコンから音楽が流れると、「おぉ~」と感動の声が….

研修参加者の皆さんからは、「以前から使ってみたかったRaspberry Piに触れることができて良かった」といった感想が聞かれました.



⓶ Microsoft Excelなどをもっと活用しよう

普段の業務でも触れることの多いMicrosoft officeの便利な使い方を研修資料を参考にして操作してもらいました.

また、Excelのマクロにも挑戦してもらい、「業務でもマクロを使ってみたい」との感想もありました.皆さんの日頃の業務にこの研修を生かしてもらえたら嬉しいです.


2つの内容で盛りだくさんの研修でしたが、皆さん、お疲れさまでした!!

Written by fuji

(2020.11.4)