第27回 技術発表交流会を開催しました(令和4年度)

第27回 理工学系技術部技術発表交流会を、下記のとおり開催しました(2023.3.24)。

昨年に引き続き、発表は口頭発表のみでした。

第27回 理工学系技術部技術発表交流会

  • 日時:令和5年3月24日(金) 13:30~16:33
  • 場所:復興祈念銀河ホール(岩手大学理工学部内)

プログラム

13:30
開会の挨拶

13:30~14:20
講演

『理工学部の改組計画について』
 理工学系技術部長  八代 仁

14:30~15:30、15:40~16:33
口頭発表

1)研修発表枠 2件  (発表12 分、質疑応答3 分)

『R3 年度仙台市既存放射光施設活用事例創出事業(放射光トライアルユース)における支援報告』
 化学・生命技術グループ 藤﨑 聡美

『R3 年度トライアルユース事業支援報告~X 線イメージングの測定・解析支援~』
 化学・生命技術グループ 田沼 萌

2)自由公募枠 2件  (発表12 分、質疑応答3 分)

『宇宙線ミューオンによる岩手山の山体透視実験』
 電気電子通信技術グループ 庄司 愛子

『「機械加工に関する技能検定」~ワイヤー放電加工作業と機械検査作業~』
 ものづくり技術グループ 大志田 宜明

3)委員会特別枠 3件

『宇宙開発における部品試作加工の取り組み~2021 年度JAXA 宇宙科学研究所賞受賞報告~』
 機械工学技術グループ 武田 洋一
 (発表12 分、質疑応答3 分)

『装置のDX 化によりあらゆる警報を外部に通知する』
 電気電子通信技術グループ 千葉 寿
 (発表15 分、質疑応答4 分)

『電子顕微鏡およびX 線回折を用いた ナノ粒子の構造解析技術の習得』
 材料機能技術グループ 野田 千晶
 (発表15 分、質疑応答4 分)

16:33
閉会の挨拶

Written by 広報委
(2023.3.29)

伊藤達博技術専門職員が日本鉄鋼協会鉄鋼技能功績賞を受賞しました

mito20230324

一般社団法人日本鉄鋼協会第185回春季講演大会が東京大学において開催され、当技術部の伊藤達博技術専門職員が、鉄鋼技能功績賞を受賞しました(2023.3.8)。
材料の組織と機械的性質評価の研究・技術支援等の功績を評価されての受賞です。

受賞に関する詳細は、一般社団法人日本鉄鋼協会HP表彰のサイトをご覧ください。

また、本件は以下の関連サイトにも掲載されております。
あわせてご覧ください。

●岩手大学HP
https://www.iwate-u.ac.jp/info/news/2023/03/005619.html
●岩手大学公式Twitter
https://twitter.com/Iwate_Univ_PR/status/1640944515975634944

伊藤_鉄鋼技能功績賞

Written by 広報委
(2023.3.28)

令和4年度後期 作業環境測定

作業環境測定とは、有機溶剤等を取り扱う者の健康を守るために、適正な作業環境を確保・維持することを目的として行う測定・分析のことです。

岩手大学では、有機溶剤等の化学薬品を頻繁に使用する実験室を対象に6ヶ月以内に1回、作業環境測定を行っています。作業環境測定では、有機溶剤等の気中濃度に基づき、3つの管理区分で作業環境の評価を行います。

  • 第1管理区分:作業環境が適切な状態
  • 第2管理区分:作業環境に改善の余地がある状態
  • 第3管理区分:作業環境が適切でない状態

岩手大学では、実験室におけるサンプリング、気中濃度分析と評価を外部の専門業者に委託していますが、適切なサンプリングができるよう、技術職員が測定に立ち会います。立ち会いの際には、室内での作業内容や換気の状況など測定時の様子を詳細に記録します。作業環境測定の結果が「適切でない」又は「改善の余地がある」となった場合には、その原因を特定し改善する必要があるからです。

作業環境測定の立ち会いの様子

令和4年度後期の作業環境測定は無事終了しました。分析結果については後日連絡がくるので、第3管理区分に指定される実験室が出ないことを祈るばかりです。
今後も適切な作業環境の維持に向けて活動していきます。

Written by mn
(2023.3.3)