聴覚障害者向け防災システムの取り組みがメディアで紹介されました②

千葉寿技術室長、 藤崎聡美技術室長ならびに古舘守通技術専門員らのグループが現在開発中の聴覚障害者向け防災システムに関する記事については、先日、本HPでお伝えしたところではありますが、別のメディアでも取り上げられましたのであわせて紹介させていただきます。

この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」

<関連記事>
聴覚障害者向け防災システムの取り組みがメディアで紹介されました
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=10725

Written by 広報委
(2024.6.24)

聴覚障害者向け防災システムの取り組みがメディアで紹介されました

千葉寿技術室長、 藤崎聡美技術室長ならびに古舘守通技術専門員らのグループが現在開発中の聴覚障害者向け防災システムは、関係する民間企業などと協力し実証実験を進めており、実用化を目指しています。

現在、一般利用を目指し、盛岡市内のホテルに同システムを試験的に設置していますが、5/22(水)のJアラート全国一斉試験放送日に合わせて、ホテル内の機器を使用した実証実験が行われ、その様子が報道されました。

実験は想定どおり進んだとのことですが、今後もいろいろな声に耳を傾け、開発を進めていきたいとのことです。

なお、この取り組みは以下のメディアで紹介されました。

(1)河北新報

この記事は河北新報社の許諾を得て転載しています。
また、「河北新報社に無断で転載することを禁じます」

(2)NHK NEWS WEB

聴覚障害向け「Jアラート」伝達実証実験 民間施設で初実施
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240522/6040021657.html

<関連記事>
【全国瞬時警報システム(Jアラート)をすべての方に】聴覚障害者向け防災システム実証実験を岩手大学および聴覚障害者団体他4者で共同実施しました。
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=8586

Written by 広報委
(2024.5.29)

第28回 技術発表交流会を開催しました(令和5年度)

第28回 理工学系技術部技術発表交流会を、下記のとおり開催しました(2024.3.27)。

第28回技術発表交流会

発表は口頭発表のほか、コロナ禍で休止していたポスター発表も5年ぶり(2019年3月27日開催の第23回以来)に行われました。

プログラム

13:00
開会の挨拶

13:00~13:50
講演

『南部鉄器とさびのお話』
 理工学系技術部長  八代 仁

14:00~15:00
口頭発表

1)自由公募枠 3件  (発表12 分、質疑応答3 分)

『ドローンと画像処理技術を活用した漁場実態把握調査』
 土木・環境技術グループ ○中村 大樹
 知能・メディア情報技術グループ ○藤原 歩
 第二技術室 笹本 誠

『WAN-WANとの連携を想定したRaspberryPiによるWEBサーバの開発』
 電気電子通信技術グループ ○紺野 亮
 第一技術室 千葉 寿
 電気電子通信技術グループ 庄司 愛子
 知能・メディア情報技術グループ 古舘 守通
 材料機能技術グループ 藤﨑 聡美
 分子科学研究所 豊田 朋範

『岩手大学における局所排気装置定期自主検査について』
 環境・安全管理技術グループ ○松本 行朗
 化学・生命技術グループ 松下 幸司

2)研修発表枠 1件  (発表12 分、質疑応答3 分)

『無酸素銅の旋削加工時の切りくず処理と加工トラブル検知について』
 機械工学技術グループ ○武田 洋一
 ものづくり技術グループ 大志田 宜明
 機械科学コース 吉原 信人 他

15:00~15:30
ポスター発表 3件 
(30 分)

『技術部研修実施報告 -「天井クレーン定期自主検査者安全教育」の受講-』
 材料機能技術グループ 伊藤 達博

『ボールを3次元で回転させる装置の製作』
 知能・メディア情報技術グループ 藤野 圭祐

『緊急用シャワー点検用取水具の開発』
 電気電子通信技術グループ 志田 寛

15:30~16:15
口頭発表

3)研修発表枠 3件  (発表12 分、質疑応答3 分)

『ISAS工作技術交流会への参加報告』
 ものづくり技術グループ 大志田 宜明

『実験装置の振動を検出する警報通知システムの開発』
 電気電子通信技術グループ ○庄司 愛子
 第一技術室 千葉 寿
 知能・メディア情報技術グループ 古舘 守通
 材料機能技術グループ 藤﨑 聡美
 分子科学研究所 豊田 朋範

『技術部研修実施報告 -X線回折装置(XRD)の基礎知識,基本操作スキルの習得-』
 材料機能技術グループ ○伊藤 達博
 材料機能技術グループ 藤﨑 聡美
 材料機能技術グループ 村上 武
 材料機能技術グループ 中村 光輝

16:15
閉会の挨拶

この後、今年度で退職される佐々木茂子室長よりご挨拶がありました。
佐々木室長、42年間おつかれさまでした。

Written by 広報委
(2024.3.29)

盛岡市総合防災訓練にて防災システムの説明を行いました

令和5年11月18日(土)、盛岡南公園(盛岡市永井)を会場に、令和5年度盛岡市総合防災訓練が実施されました。

今回の訓練は、地震(土砂災害)を想定した総合防災訓練として実施されましたが、その中で、千葉寿技術室長、古舘守通技術専門員ならびに藤崎聡美技術専門員が、現在開発中の防災システムについて、盛岡市長をはじめ、市議会議員や一般市民の方に説明(展示・実演)を行いました。

<これまでの取り組み(関連記事)>

【全国瞬時警報システム(Jアラート)をすべての方に】聴覚障害者向け防災システム実証実験を岩手大学および聴覚障害者団体他4者で共同実施しました
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=8586

防災システム・消防プロジェクトなどの活動が各紙を賑わせています
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=8848

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(2023.12.12)

DXを活用した防災・減災に関するフォーラムで千葉寿技術室長が講演を行いました

昨今の全国各地における大規模災害の発生を受け、住民の防災への関心・意識は日々高まっており、各種自然災害への防災・減災対策による住民の安全・安心な生活の確保は、自治体をはじめとする関係機関が抱える大きな課題のひとつとなっています。

この度、盛岡市と岩手大学が連携し、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の技術を活用した防災・減災対策についての新たな取組や研究事例紹介を行うフォーラムを開催しました。

地域連携フォーラムin盛岡2023

  • 日時:令和5年11月2日(木)14:00~17:00
  • 会場:盛岡市産学官連携研究センター コラボMIU(岩手大学理工学部内)
この記事は河北新報社の許諾を得て転載しています。
また、「河北新報社に無断で転載することを禁じます」

盛岡市 内舘茂市長、岩手大学 小川智学長をはじめ、自治体関係者などが見守る緊張感の中、千葉技術室長が「Jアラートから住宅火災まであらゆる警報を通知する ~スマートスピーカーを活用した防災DX~」と題して、研究・事例紹介を行いました。

講演の最後に千葉室長は、「我々だけで開発はできない。これからもいろいろな方にご協力をいただきながら、岩手大学の防災活動を推し進めていきたい」と述べました。

<関連リンク>
岩手大学HP > お知らせ > 地域連携フォーラムin盛岡2023の開催について
https://www.iwate-u.ac.jp/info/event/2023/10/005898.html

Written by 広報委
(2023.12.7)