理工学系技術部の武田洋一 技術専門職員が「第20回切削加工ドリームコンテスト」アカデミック部門 銀賞を受賞

 11月18日に開催された「第20回切削加工ドリームコンテスト」表彰式において、理工学系技術部の武田洋一 技術専門職員が出品した作品「琥珀インタリオペンダント」が、アカデミック部門銀賞を受賞しました。

 切削加工ドリームコンテストは、切削型工作機械、アディティブ・マニュファクチャリング、レーザ加工機などの先端加工機を活用する企業・学校・研究機関を対象に、技術・技能の研鑽と向上、ならびに交流を目的として、DMG森精機株式会社が2004年より開催しているコンテストです。

 今回の応募作品「琥珀インタリオペンダント」は、久慈市の久慈琥珀株式会社(新田久男代表取締役社長)によるリファインドアンバーを素材に、高度試作加工センターの工作機械により同時5軸加工によって製作しました。約20mmのボタン形状の琥珀に、宝飾品のインタリオ技法を機械加工で実現するため、試行錯誤を重ねて完成させた作品です。

 なお、本受賞は、2024年の技能賞に続く2年連続の受賞であり、銀賞の受賞は2010年以来、15年ぶりとなります。コンテストの詳細や過去の受賞作品については、コンテスト公式HPおよびYouTubeをご覧ください。

切削加工ドリームコンテスト公式HP
 https://www.dmgmori.co.jp/corporate/dreamcontest

第20回切削加工ドリームコンテスト作品紹介(Youtube)
 https://www.youtube.com/watch?v=ekXTdJkVdog

琥珀インタリオペンダント
武田洋一技術専門職員(左)と久慈琥珀株式会社の新田久男代表取締役社長(右)
受賞メダル

written by Y.T.
(2025.12.15)

高校生ものづくりコンテスト2025岩手県大会の審査員を務めました

2025年11月22日、高校生ものづくりコンテスト2025岩手県大会電子回路組立部門が、黒沢尻工業高等学校を会場に開催され、志田寛技術専門員と古舘守通技術専門員が審査委員及び競技課題作成委員として、千葉寿技術室長が競技課題作成委員として出席しました。

高校生ものづくりコンテストは、全国の工業高校で学ぶものづくりの成果を競い合うコンテストとして、全国工業高等学校長協会主催で開催されており、岩手県大会では、旋盤作業や電気工事、化学分析など7部門で競技が実施されます。

審査では、志田技術専門員が組立技術担当として、基板組立に関するパーツの取り扱いやハンダ付け技術について、古舘技術専門員がプログラム担当として、その構造や記述について審査・採点を行いました。

組み立てた回路を審査する志田副審査委員長(左)とプログラムを審査する古舘審査委員(右)

本大会で上位入賞した生徒さんは、来年度岩手県で開催される東北大会、そしてその先の全国大会を目指すことになります。
ぜひ頑張ってください。

Written by yshida
(2025.12.5)