平成29年10月17日(火)~18日(水)
東北大学 多元物質科学研究所 ガラス工場にて、
ガラスについての実技講習を受講してきました。
今回の研修は、東北大学で学生向けに毎年行われているガラス講習の内容を、
特別に理工学系技術部の職員2名が受講させていただいた、大変ありがたい研修です。
講師の職員さんの「引き伸ばし」実演。
簡単そうにやっていましたが、我々は軟らかい材料、タイミング勝負の作業に苦戦。
ハンドバーナーによる「側管接合」。
偶然2人ともカメラ目線になってるように見えますが、
撮られていることに全く気づいていませんでした。真剣です。
偏光板と波長板による「歪み観察装置」。
接合時に熱した部分の外側に縞模様( = 歪み)が見えます。
ガラスの熱加工後は、焼きなましや炉内での徐冷を行い、歪みを取り除きます。
研修を終えて、岩手大学でもガラス加工の導入ができないか現在検討中です。
ガラス工場の皆様、本当にありがとうございました。
Written by dnaka
(2017.10.27)