工学系技術室・千葉寿技術専門職員の共著論文が英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表

工学系技術室・千葉寿技術専門職員の共著論文が2013年11月18日10時
(グリニッジ標準時)英国の科学雑誌
Nature Communicationsのオンライン速報版で公開されました。

「固体中の原子の超高速運動を10兆分の1秒単位で制御し画像化する新しい光技術」

[概要]
・超高速光デバイスの開発のために、固体中の原子運動を1兆分の1秒以下のスケールで制御し画像化する光技術の出現が望まれていました。
・固体中の原子の2次元運動を10兆分の1秒単位で制御し画像化に成功。
・将来の革新的な光デバイスの開発につながる汎用的な基盤技術として、また固体の物理的な機能性を探求するための新たな実験手法として期待されます。

■論文名
論文タイトル:All Optical Control and Visualization of Ultrafast 2D Atomic Motions in a Single Crystal of Bismuth
(ビスマス単結晶中の超高速2次元原子運動の全光学的制御と可視化)
doi:10.1038/ncomms3801
[論文URL]
http://www.nature.com/ncomms/2013/131118/ncomms3801/full/ncomms3801.html

<研究グループ>
本研究は自然科学研究機構分子科学研究所・大森グループ(大森賢治教授)を拠点に行われました。

<プレスリリース>
自然科学研究機構分子科学研究所
http://www.ims.ac.jp/topics/2013/131118_2.html

<岩手大学ホームページ>

http://www.iwate-u.ac.jp/news/news201311.shtml#1974

本件に関する問い合わせ先:
技術部工学系技術室 千葉寿 019-621-6908 , chibah(@)iwate-u.ac.jp

Written By H.C

小綿副技術室長の発表が新聞に掲載される

7月27日(水)開催の「研究成果報告会2011(JSTイノベーションサテライト岩手主催)」にて、
当技術室 小綿利憲 副技術室長が

「自動車車体用高マンガン鋼スクラップをリサイクルした高性能鋳造品の開発
~被災自動車のリサイクル技術(平成19年度シーズ発掘試験採択課題)~」

を発表し、翌7月28日(木)の岩手日報8面(経済面)にて大きく報じられました。
紙面では

「Mnが多い鋼を利用した鋳鉄製品は固くてもろい組織(チル化)になる。この課題を解決するため、Mn含有量が0.5~1%(通常0.2%程度)と高い鋼スクラップを溶かす際に希土類元素やアルカリ土類金属を添加することで黒鉛粒数を増やし、チル化を大幅に抑制した球状黒鉛鋳鉄の製造に成功した。(岩手日報2011年7月28日付け朝刊より引用)」

と紹介されており、この技術が、津波で被災した自動車のリサイクルに活用されるものと期待が高まっています。

◆「被災車両 活用可能に」盛岡で研究成果報告会 技術開発など発表
7月28日(木)岩手日報8面に掲載

被災地にパソコンを送る活動がテレビで紹介されました

(2011/07/29)
本日、18時15分からのIBCニュースエコーで、被災地にパソコンを送る防災センターの活動が紹介されました。
JNN取材団の愛媛アイテレビによる取材でした。
地元のIBCじゃないんですね。
取材は19日でした。
連絡が直前だったそうで、西谷先生が対応したそうです。

西谷先生~

取材の時、たまたま作業していて取材に協力した職員です。
周辺機器担当班の班長・志田です。
できれば、技術職員と書いてくれると、うれしかったですけど。
ここら辺の話しは、機器・機器分析技術研究会(信州大学、9月) にて、村上が紹介するでしょう、きっと。