工学系技術室・千葉寿技術専門職員の共著論文が2013年11月18日10時
(グリニッジ標準時)英国の科学雑誌
Nature Communicationsのオンライン速報版で公開されました。
「固体中の原子の超高速運動を10兆分の1秒単位で制御し画像化する新しい光技術」
[概要]
・超高速光デバイスの開発のために、固体中の原子運動を1兆分の1秒以下のスケールで制御し画像化する光技術の出現が望まれていました。
・固体中の原子の2次元運動を10兆分の1秒単位で制御し画像化に成功。
・将来の革新的な光デバイスの開発につながる汎用的な基盤技術として、また固体の物理的な機能性を探求するための新たな実験手法として期待されます。
■論文名
論文タイトル:All Optical Control and Visualization of Ultrafast 2D Atomic Motions in a Single Crystal of Bismuth
(ビスマス単結晶中の超高速2次元原子運動の全光学的制御と可視化)
doi:10.1038/ncomms3801
[論文URL]
http://www.nature.com/ncomms/2013/131118/ncomms3801/full/ncomms3801.html
<研究グループ>
本研究は自然科学研究機構分子科学研究所・大森グループ(大森賢治教授)を拠点に行われました。
<プレスリリース>
自然科学研究機構分子科学研究所
http://www.ims.ac.jp/topics/2013/131118_2.html
<岩手大学ホームページ>
http://www.iwate-u.ac.jp/news/news201311.shtml#1974
本件に関する問い合わせ先:
技術部工学系技術室 千葉寿 019-621-6908 , chibah(@)iwate-u.ac.jp
Written By H.C