DXを活用した防災・減災に関するフォーラムで千葉寿技術室長が講演を行いました

昨今の全国各地における大規模災害の発生を受け、住民の防災への関心・意識は日々高まっており、各種自然災害への防災・減災対策による住民の安全・安心な生活の確保は、自治体をはじめとする関係機関が抱える大きな課題のひとつとなっています。

この度、盛岡市と岩手大学が連携し、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の技術を活用した防災・減災対策についての新たな取組や研究事例紹介を行うフォーラムを開催しました。

地域連携フォーラムin盛岡2023

  • 日時:令和5年11月2日(木)14:00~17:00
  • 会場:盛岡市産学官連携研究センター コラボMIU(岩手大学理工学部内)
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盛岡市 内舘茂市長、岩手大学 小川智学長をはじめ、自治体関係者などが見守る緊張感の中、千葉技術室長が「Jアラートから住宅火災まであらゆる警報を通知する ~スマートスピーカーを活用した防災DX~」と題して、研究・事例紹介を行いました。

講演の最後に千葉室長は、「我々だけで開発はできない。これからもいろいろな方にご協力をいただきながら、岩手大学の防災活動を推し進めていきたい」と述べました。

<関連リンク>
岩手大学HP > お知らせ > 地域連携フォーラムin盛岡2023の開催について
https://www.iwate-u.ac.jp/info/event/2023/10/005898.html

Written by 広報委
(2023.12.7)

危機管理産業展(RISCON TOKYO)2023での出展対応

2023年10月11日(水)~13日(金) の3日間、東京ビッグサイトを会場に危機管理産業展(RISCON TOKYO)2023が開催されました。

危機管理産業展(RISCON TOKYO)は、『危機管理』をテーマに、 「防災・減災」、「事業リスク対策」、「セキュリティ」の主要3分野を柱に、様々な課題やリスクに対処するための製品・サービスが一堂に集結する国内最大級の総合トレードショーです。

約300社が展示を行う中、消防庁のブースでは、「消防防災科学技術研究推進制度」に採択された研究課題の試作品やパネルが展示されました。その研究課題の一つのメンバーである当技術部千葉寿室長、藤崎聡美技術専門員の2名が、実演を交えながら、その研究成果について多くの来場者に説明を行いました。

<関連リンク>
危機管理産業展(RISCON TOKYO)2023
https://www.kikikanri.biz/

総務省 消防庁「消防防災における科学技術の研究・開発」
令和5年度採択課題
『スマートスピーカーを用いて住宅用火災警報器の作動を近隣住民等と共有するシステムの研究開発』
https://www.fdma.go.jp/mission/develop/items/R5_saitakukadai.pdf

Written by 広報委
(2023.11.30)

R5中学生ものづくり体験セミナーが開催されました

例年、盛岡市および奥州市の中学生を対象に開催しているものづくり体験セミナーが、今年度も岩手大学ものづくり研究棟を会場に開催されました。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、 昨年度は盛岡市、一昨年は奥州市のセミナーがそれぞれ中止となったため、両市そろっての開催は3年ぶりとなりました。

理工学系技術部スタッフは、鋳造実習において、鋳型の造型指導や、できあがった鋳物の仕上げ加工を担当しました。

担当スタッフ(理工学系技術部):
 中村 光輝  材料機能技術グループ
 伊藤 達博  材料機能技術グループ

第24回いわて・子ども・ものづくりセミナー

  • 日時:令和5年7月31日(月) 10:00~12:00
  • 受講者:11名(盛岡市中学生)

第17回奥州中学生ものづくりセミナーin岩手大学

  • 日時:令和5年8月3日(木) 13:00~14:00
  • 受講者:2名(奥州市中学生)

<これまでの取り組み(関連記事)>
第16回奥州中学生ものづくりセミナーin岩手大学
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=8375

Written by mnaka & mito
(2023.8.24)

九戸村立江刺家小学校でILC出前授業を行いました

岩手県は、県南地域にILC(国際リニアコライダー)の建設候補地を有しています。
そのため岩手県は、将来を担う県内の子供たちにILCの意義や効果を分かりやすく伝えるためにILC出前授業などを広く行い、その普及等に力を入れています。
岩手大学もその活動に貢献しており、教員等が地域の小中学校に出向き、ILCを解説するための出前授業なども行っております。
理工学系技術部の藤崎聡美技術専門員(岩手県盛岡広域振興局ILC解説普及員認定)もその一人です。今年度最初の出前授業として、6/5(月)に県北の九戸村立江刺家小学校にて出前授業を行いました。
その際の様子が、岩手県のTwitterにて紹介、岩手大学の公式Twitterでもリツイートされていますので、ぜひご覧ください。
岩手県ILC推進局Twitter 岩手&ILC
https://twitter.com/Iwate_ilc/status/1668467536160231424?cxt=HHwWgMDQwcuYy6cuAAAA

ILC出前授業

<これまでの取り組み(関連記事)>
令和元年度「未来のILCを担う人材育成事業」成果交流会で ILCに関する講演を行いました。
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=7554

Written by F.
(2023.6.19)

前期 寒剤利用講習会&ユーザー登録を実施しました

年度はじめは、研究室配属などにより、新たに寒剤を利用する方が増えます。
低温室では、年に2回、寒剤利用者を対象とした寒剤利用講習会を実施しています。
この講習会は、高圧ガス保安法によって実施が義務付けられており、教育研究だけでなく、イベント等で寒剤を使用する方も受講対象となります。
岩手大学では、液化窒素および液化ヘリウムを初めて使用する際は必ず受講していただくようお願いしています。
あわせて、受講が完了した方のうち希望者に、液体窒素自動汲み出し装置のユーザー登録を行っています。

今回は、以下の日程で行われたユーザー登録の様子をご紹介します。
講習会については、事前にオンラインで実施(動画視聴および確認テスト受験)しているため、この場では、テストに合格した方のユーザー登録(汲み出し装置のログイン時に必要な職員証または学生証のデータを登録する)を行っていきます。
理工学系技術部所属の低温室スタッフ5名で対応しました。

液体窒素自動汲み出し装置のユーザー登録

  • 日時:令和5年5月15日(月)~17日(水)いずれも 13:00~16:00
  • 場所:低温室(C12 極低温発生装置室)
  • 担当:理工学系技術部 中村(光)、田中、伊藤、吹上、岩渕
液体窒素自動汲み出し装置(理工学部)
登録を待つユーザーの方々

雨が降ったり、暑くなったりと天候の変化が大きい3日間となりましたが、無事日程を終えることができました。
次回は11月頃開催予定です。

Written by N,T,I,F and I
(2023.5.22)