令和4年度 いわての高校生サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテストで審査員を務めました

岩手県は、県内の高校生・高専生の科学への興味関心を高めるため、また、ILCでの研究開発等を担う人材育成のために、「岩手の高校生サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」を開催しております。このチャレンジコンテストにて、機械工学技術グループの武田 洋一 技術専門職員が審査員を務めました。県内の3つの高等学校から11チームがエントリーをしたこのコンテストにおいて、武田 洋一 技術専門職員は、各チームのプレゼンに対しエンジニアの観点から研究活動や取り組みの姿勢等について審査やアドバイスを行いました。

このコンテストは今年で3度目の開催になりますが、技術系職員が審査員を務めたのは今回が初めてとなります。当日のプログラムを以下の通りご紹介いたします。

■令和4年度 いわての高校生サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト

 日時:2022.12.24(土)10:00-16:00
 会場:いわて県民情報交流センターアイーナ803室
 コンテストの情報
  https://www.pref.iwate.jp/kensei/ilc/1057430.html

審査後の交流会において、高校生のコメントに耳を傾ける武田 洋一 技術専門職員の様子

Written by 広報委
(2022.12.27)

【全国瞬時警報システム(Jアラート)をすべての方に】聴覚障害者向け防災システム実証実験を岩手大学および聴覚障害者団体他4者で共同実施しました

2022年11月16日(水) 、「全国瞬時警報システム(Jアラート)の全国一斉情報伝達試験が下記の4地点を拠点として実施されました。

■実験拠点
 岩手大学・岩手県聴覚障害者協会・
 岩手県立視聴覚障がい者情報センター・株式会社アステム本社(大阪市)

岩手大学理工学系技術部(千葉寿・古舘守通・藤崎聡美)と分子科学研究所および盛岡市ではこれまで、国や自治体からJアラートなどの緊急情報が発表されると

 ・一般的に利用されているテレビを自動的に起動
  

 ・NHKにチャンネルを変更し、その発表を周知する


などして素早く情報伝達をするための機器「テレビコントローラー」を開発してきました。

現在、株式会社アステムが製造・販売する聴覚障害者用情報受信装置「アイ・ドラゴン」と上記の通り岩手大学理工学系技術部と分子科学研究所が開発を進める「テレビコントローラー」を連携させ、インターネットに接続されている「アイ・ドラゴン」を介してテレビを自動制御し、Jアラートの発表などを知らせるためのシステム構築を手掛けているところですが、先月 の11月16日(水) 、Jアラートの全国一斉試験放送にあわせて行われたこのシステムの実証実験にはじめて成功しました。またこの様子は、オンラインでもライブ配信されました。

この研究開発によりインターネットを介したJアラートの情報伝達ができるようになったほか、それに連動して通常のテレビが自動的につくことでプッシュ型の情報伝達が可能となりました。聴覚障害者や高齢者など、災害時に誰一人取り残すことのない情報伝達装置として利用されることが期待されています。

その様子は 11月16日(水) 夕方のNHKニュース「おばんですいわて」内でも報道されました。また株式会社アステム様のサイトでも実証実験の実施について紹介されております。併せてごらんください。

■ NHKニュースWEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20221116/6040016065.html

■株式会社アステムニュース
https://www.astem-co.co.jp/news/20221111/

11月16日(水) の実証実験後の様子。理工学系技術部 千葉寿技術専門員は右から2人目。

Written by 広報委
(2022.12.8)

富山大学技術職員研修にて講師を務めました

9月8日(木)に富山大学で開催されました、 R4年度技術職員研修の中で、化学・生命技術グループの藤崎聡美技術専門員が、近年の特徴的な業務の一つである「動画配信・編集等」に関して、本学理工学系技術部および学内での取り組み状況について講演(事例紹介)いたしました。

昨今の社会事情により、どの大学でも、オンライン用教材として動画や映像を用いるケースが増加しています。しかし、そのためのスキルや知識を有する職員が身近にいるとは限りません。

そういった背景から、今回富山大学では、将来的に汎用化されるであろう動画関係のスキルに焦点を当て、技術職員研修のテーマにされたそうです。

研修は2部構成で、前半は情報セキュリティーについての紹介、後半は動画を用いた各大学の情報発信事例紹介として、岩手大学および愛媛大学より講演を行いました。本件に該当する部分のプログラムを以下に抜粋します。

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R4年度 富山大学技術職員研修
日時:2022年9月8日(木)13時半開始

第2部《 動画による情報発信事例の紹介 》

■「情報発信をベースに、どれほど業務を展開できたか」
  ~ 配信・動画編集事例の紹介 ~
  講 師:岩手大学 技術部
  理工学系技術部 技術専門員 藤崎 聡美 氏

■「高圧ガス保安教育講習用動画作成における留意点」
  講 師:愛媛大学 学術支援センター
  物質科学研究支援部門
  技術専門員 鎌田 浩子 氏

■座 長:五福地区技術部 桐 昭弘(富山大プログラムより抜粋のため敬称略)
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富山大学技術職員のみなさま。
この度は良い機会を作っていただき、ありがとうございました。



講演後の質疑応答では、いろいろな視点からのご質問をいただき
良い議論ができました。

【参考】
 富山大学五福地区技術部HP
 http://www3.u-toyama.ac.jp/gijutsu/
 愛媛大学工学部等技術部
 http://www.tec.ehime-u.ac.jp/index.html

2022年度 機器・分析技術研究会@大阪大学での受賞紹介

2022年9月1日(木)~2日(金)にかけて、大阪大学豊中キャンパスを会場に
開催された「2022年度 機器・分析技術研究会」におきまして、本学理工学系技術部から3名が、口頭プレゼンテーション賞並びにポスター賞を受賞いたしました。

各受賞者の発表タイトル等は以下の通りとなります。

■口頭プレゼンテーション賞

O-05 岩手大学 野田千晶
   電子顕微鏡および X 線回折を用いたナノ粒子の構造解析技術の習得

O-11 岩手大学 千葉寿
   装置のDX化によりあらゆる警報を外部に通知する

【共著者】
庄司 愛子 a) , 古館 守通 a) ,藤崎 聡美 a) ,玉木 俊昭 b) ,稲角 直也 c) ,戸所 泰人 c) ,
島﨑 英行 d) ,須恵 耕二 d) ,木村 和典 e) ,豊田 朋範 e)

a) 岩手大学 , b) 東北大学 , c) 大阪大学 , d) 熊本大学 , e) 分子科学研究所

■ポスター賞

P-49 岩手大学 田沼萌
   ImageJを用いたX線イメージングのデータ解析

【共著者】
佐々木 明日香 b) ,藤崎 聡美 a) ,宮原 英隆 c) ,万福 和子 d) ,佐藤 裕文 e) ,吉田 琴音 f) ,
今 健一 g) ,赤堀 卓央 b) ,水戸谷 剛 b) ,鈴木 正哉 d) ,廣沢 一郎 h) ,吉本 則之 i) ,
吉岡 正和 j)

a)岩手大学理工学系技術部 ,b)東日本機電開発株式会社 ,c)石原産業株式会社 ,d)産業技術総合研究所 ,e)岩手大学研究支援・産学連携センター ,f)岩手県ILC推進局 ,g)いわて産業振興センター ,h)九州シンクロトロン光研究センター ,i)岩手大学理工学部 ,j)岩手大学・岩手県立大学

また、本件、関連サイトにも掲載されております。併せてごらんください。

● 2022年度 機器・分析技術研究会HP
 https://kiki2022.sci.osaka-u.ac.jp/index.html
● 佐賀県立九州シンクロトロン光研究センターHP(トピックスに掲載)
 https://www.saga-ls.jp/
● 岩手大学HP
 https://www.iwate-u.ac.jp/index.html(10月のニュースに掲載)

後列 左:田沼萌 技術職員 右:千葉寿 技術専門員
前列 左:八代仁 学部長 右:野田千晶 技術職員

受賞された皆さま、おめでとうございました。

            Written by 広報委

雷の中のWordPress講習会

R4年度、理工学系技術部の広報活動にもう少し力を入れていきたいと思っており、本日7月5日(火)、理工学部内の一祐会館中会議室(小会議室と勘違いしていた人もいましたが…)にて、Wordpressの使用に関する講習会を行なっています。

お試し更新の様子

今は、間違って作ってしまったブロックが消えないと大騒ぎしました。が、意味のない文字でいいので、一度入れてからなら消せるという【THE⭐️力技】を教えていただきました。

それから、文章を打ち込んだ後に「Enter」を押せば新規段落が追加となり、「Shift+Enter」の時は一つの段落の中で改行ができるということも話しました。

こういう話は、一人で更新作業などをやっていると気づかなかったりするものなので、みんなで共有できる時間は大切だと感じた次第です。


Written by F
(2022.7.5)