退職記念講演会

昆利子技術専門員の退職を記念いたしまして、講演会が開催されました(2013.3.29)。

「42年を振り返って」と題し、採用当時のこと、研究室での支援内容の変遷など、写真を交えお話しいただきました。
今だから言えるマル秘エピソード(!?)の披露もあり、会場がどっと沸く場面もありました。

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Written by mito
(2013.04.01)

防災訓練が行われました

岩手大学の紹介Blog『岩大エキス』(2012.11.14「防災訓練」)で既に紹介されていますが…
今回、工学系技術室の主な活動拠点である工学部が訓練場所となったため、多くの技術系専門職員が訓練に参加しました(2012.11.14)。

訓練は、
(1)防災訓練(避難、初期消火等)
(2)消火訓練(消火器使用)
(3)防災講話
の3部構成でした。

技術系専門職員が主に活躍したのは、(1)防災訓練。
それぞれの担当に分かれ任務を全うしました。勇姿を収めた写真が無いのが残念ですが…
※内訳は以下のとおり。
【参加職員の担当内訳】
避難誘導班(6名)、初期消火班(13名)、安全防護班(8名)の3班計27名。

続いて(2)消火訓練。
燃え盛る炎に消火器で立ち向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は(3)防災講話。
東日本大震災後、工学部に新たに出来た復興祈念銀河ホールにて、地震をテーマとしたお話でした。

今回の訓練は、防災に関する意識を高める良い機会になりました。
この気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいものです。

Written by mito
(2012.11.20)

「本小PTAまつり」に参加してきました

盛岡市立本宮小学校で毎年行われている「本小PTAまつり」に参加してきました(2012.10.6)。
何と今回の依頼、先日イオン盛岡ショッピングセンターで行われた「イーハトーヴの科学と技術展」に足を運んでいただいた親御さんからだそうです。大変ありがたいことですね!
ということで、今回のテーマも「スーパーボールをつくろう」で出展してきました。

早速お借りした教室の机とイスを並べ替え。ブースの準備は完了です。

ビーカーに水溶液を量り取ります。上手に出来ました!

ご両親が見守る中、一生懸命スーパーボールを丸めています。

今回2時間半の間に作ったスーパーボールは全部で89個でした。

小学校での出展は今回が初めてでしたが、PTAの会場スタッフの方をはじめ多くの方々にご協力いただき、無事イベントを終えることが出来ました。ありがとうございました。

※岩手大学技術部工学系技術室では、出前講義の依頼を随時受け付けております。詳しくはこちらから。

Written by mito
(2012.10.9)

FE-EPMA研修(第3弾)が行われました

FE-EPMA研修(第3弾)が行われましたので報告します(2012.7.24)。

今回は前回の後半に行った、標準試料のX線強度測定の続きを行いました。
今回の試料はこちら。サンプルは1から12まであり、それぞれ黒っぽくなっている部分を測定します。

前回のサンプルが単一の元素だったのに対し、今回は化合物です。含まれている全ての元素が、測定データに反映されているかどうか確認しながら、慎重に作業を進めていきました。

元素によっては、測定に適切な分光結晶を選択するのに時間がかかってしまうこともあります。しかしながら、標準試料のX線強度測定に伴う一連の作業に関しては、だいぶ身に付いてきたように感じます。

Written by mito(材料機能技術G)
(2012.7.28)

 

FE-EPMA研修(第2弾)を開催

前回、研修を行ったのが約1か月前。
あまり間が空いてしまうと折角覚えたことを忘れてしまいます。
「早いうちに復習しよう!」ということで第2弾を開催しました(2012.6.22)。

 

今回の試料はこちら。

上から時計回りに、Fe-Si(鉄-ケイ素)合金2種類、500円玉、50円玉の計4種類です。
分析依頼を受けた試料が2つで、試料ホルダが2か所空いてしまったため、硬貨も観察してみることにしました。

 

先ずは、前回の復習ということで、SEM像(二次電子線像)及びCOMP像の観察とカラーマップの作成を行いました。
カラーマップでは、指定した元素ごとに特性X線像が観察可能で、存在する箇所が特定出来ます。
また、濃度変化に伴い、【 赤色(濃度が濃い箇所)~黄色~緑色~青色~黒色(元素が存在しない箇所)】 と色も変化するので、濃度分布も分かります。
下の図は今回のFe-Si合金の分析結果です。
複数の元素をまとめて表示しています(9分割)。

・マグネシウム:Mg-Kα線
・鉄:Fe-Kα線
・カルシウム:Ca-Kα線
・ランタン:La-Lα線
・ケイ素:Si-Kα線
の存在する箇所と濃度分布が分かるかと思います。

 

次に、定量分析のときに必要な標準試料のX線強度測定の仕方を学びました。
標準試料のデータは、未知試料のデータと照合する際にベースとなるものなので、その測定には高い精度が要求されます。
作業はかなり慎重に行いました。

 

と、今回はここで時間切れ。
しっかりと復習し、次回の研修に備えたいと思います。

Written by mito(材料機能技術G)
(2012.6.26)