研究室学生向け 廃棄物および廃液に関する説明会(平成28年度)

今年度も支援先研究室の教員から依頼があり、
研究室の学生向けに実験系廃棄物および廃液に関する説明会を行いました(2016.4.20)。
※昨年度の記事

研究室配属されたばかりの4年生を含む約20名の学生を対象に、
廃棄物および廃液の排出に関するルールについて、各種マニュアルに基づいて説明をしました。

廃棄物・廃液説明会01

廃棄物・廃液説明会02

 

廃棄物に関しては、現在、全学統一ルールでの回収に向けた準備が進められています。
分別も変更があるようなので、内容を十分把握し、
学生への指導および廃棄物回収立ち合い業務に生かすことができればと考えています。

※せっかく説明会を開いたのですが、
新ルールへの移行時に再度説明会を開かなくてはなりませんね・・・

 

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(2016.5.9)

熱分析装置(TG-DTA)の保守

以前このブログでも紹介した熱分析装置

01熱分析装置

 

前任者から管理を引き継いで2年ほどになりますが、
先日大きなトラブルが発生しました。

 

02測定データ(調整前)

試料の重量変化を表しているTG(緑)の値が、
測定開始から60分、500℃を超えたあたりから激しく振れています。
今回は試料容器に何も入れないで測定を行ったので、
TGの値は変化せず0mgのままのはずなのですが・・・

 

何が原因か見当がつかなかったので、
新任の佐々木グループリーダーのアドバイスもあり、
とりあえずメーカーに問い合わせてみることにしました。

メーカーいわく、
「均熱筒と試料ホルダとの隙間が狭くなっているところはありませんか?
高温になると熱膨張して、その部分で接触が起こっている可能性が考えられます」
とのこと。

 

確認したところ、

03均熱筒と試料ホルダ(調整前)
均熱筒(白色)と試料ホルダ(銀色)

確かに、左右の試料ホルダが中央に寄っていて、
均熱筒との隙間が狭くなっています。

 

そこで、ホルダの位置を微調整すると・・・

04均熱筒と試料ホルダ(調整後)

ホルダが穴の中心にきて、均熱筒との隙間も均一になりました。

 

確認のため、試料容器に何も入れず昇温測定してみると、

05測定データ(調整後)

今度はTGの値が安定しました。

 

今回の原因は、メーカーの指摘どおり、
均熱筒と試料ホルダとの接触ということがわかりました。

 

昨年末から熱分析装置の利用者が増え、
試料交換のたびに少しずつ試料ホルダの位置がずれていたようです。

 

日々の保守の大切さを実感した出来事でした。

 

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(2016.4.14)

 

 

工学系技術部送別会(平成27年度)

平成27年度工学系技術部送別会が行われました(2016.3.25)。

今年度退職されるのは、小綿さん、佐藤さん、菅尾さん、太田さんの4名。
お忙しい中、全員揃ってご出席いただきました。

 

はじめに、工学系技術部長の船﨑先生にご挨拶いただき

工学系技術部長挨拶

 

千葉室長による幹杯

乾杯 千葉室長

乾杯直後

 

そしてしばし、歓談・・・

退職される4名の方はというと、

 

室長の重責から解放され、笑顔の小綿さん。
※まだ数日ありますが・・・

小綿さん

 

挨拶を終え、ほっと一息佐藤さん。

佐藤さん

 

思い出話に苦笑いの菅尾さん。

菅尾さん

 

千葉、赤谷両室長に挟まれ、何やらお話し中の太田さん。

太田さん(千葉室長&赤谷室長)

 

 

締めは、赤谷室長による三三七拍子!
締め 赤谷室長

 

うまく(?)締まりました。
※三本締めと間違いやすいですよね。
手締め中

 

 

4名のみなさん、今まで工学系技術部のためにご尽力いただき
ありがとうございました。

集合写真

 

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(2016.3.28)

工学系技術部離任式(平成27年度)

技術発表交流会に引き続き、
平成27年度工学系技術部離任式が行われました。

  • 日時
    平成28年3月25日(金)16:30~
  • 場所
    工学部1号館ロビー
  • 対象者
    技術室長 小綿 利憲
    技術職員 佐藤 正明
    技術職員 菅尾 聡也
    技術職員 太田 敏貴

離任式

 

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(2016.3.28)

第20回 技術発表交流会を開催しました

第20回岩手大学技術部工学系技術部技術発表交流会を、
下記のとおり開催しました(2016.3.25)。

第20回技術発表交流会

第20回岩手大学技術部工学系技術部技術発表交流会

  • 日時 平成28年3月25日(金) 13:00~
  • 場所 復興祈念銀河ホール(岩手大学工学部内)

プログラム

13:00
開会の挨拶

13:00~13:30
講演

学部・大学院改組を控えて(変わるもの、変わらないもの)
工学系技術部長    船﨑 健一
工学系技術部長 講演

13:30~14:30
口頭発表(発表15分,質疑応答5分)

学生実験(化学工学・流量測定)装置の設計・製作および実験マニュアルの構築
化学・生命技術グループ 佐々木 茂子
口頭発表 佐々木茂子技術専門員

技能検定受験報告 ―普通旋盤2級-
機械工学技術グループ 米倉 達郎
口頭発表 米倉達郎技術職員

電子の比電荷(e/m)測定の誤差要因について(第2報)
一関工業高等専門学校技術室 佐藤 昌也
口頭発表 一関高専佐藤昌也氏

 

14:30~15:00
ポスター発表

名古屋工業大学設備サポート講習会に参加して
化学・生命技術グループ 菅尾 聡也

局所排気装置等定期自主検査者講習 受講報告
機械工学技術グループ 松本 行朗

全日本製造業コマ大戦への取り組み
ものづくり技術グループ 加賀 亨

研削といしの取替え作業等に係る特別教育の受講
ものづくり技術グループ 大志田 宜明

元素分析に関する実務研修(部局等提案型)報告
機器分析技術グループ 中條 しづ子

危険物質管理の全学システムについての検証
環境・安全管理技術グループ 中川 美智子

ポスターその1
ポスターその2

 

15:00~15:15
休憩

15:15~16:00
定年退職者特別記念講演

退職にあたって ――これまでをふり返って思うこと――
工学系第一技術室長 小綿 利憲

退職記念講演 小綿利憲室長

 

16:00~16:05
閉会の挨拶

 

Written by mito
(2016.3.28)