材料機能技術グループにて、グループ研修を行いました。
今回は、材料機能技術グループの支援分野の一つである「鋳造」の実習を行いました。
本研修では、材料機能技術グループの伊藤さんに指導していただき、鋳造初体験のグループメンバーが3名参加しました。また、TAの学生さん2名に補助していただきました。
- 日時:令和4年7月28日(木) 13:00 ~ 15:00
- 場所:ものづくり研究棟 鋳造実習室
- 内容:鋳型の造型、鋳込み、型ばらし、仕上げのひと通りの作業を行い、アルミ製ペン皿が完成するまでの工程を理解する。
今回、鋳造によって作成する鋳物はアルミ製ペン皿です。
裏側にアルファベットで名前を入れることにしました。
①鋳型の造型
砂を材料とした鋳型を作成しました。
つき固め(砂を押し固める)の工程では、力加減が弱すぎると鋳型が崩れてしまい、逆に強すぎるとアルミを流し込んだ際にガスの逃げ道がなくなりうまくいかないそうです。
②鋳込み
完成した鋳型に溶解したアルミを流し込みます。
③型ばらし
鋳込み後、5分程度冷まし鋳型を崩し鋳物を取り出します。
鋳物がまだ熱いので、さらに冷まします。
④仕上げ
最後に、付着している砂やバリを除去したら完成です。
アルミ製ペン皿が完成しました!
鋳型にうまくアルミが流れ込まず、いびつな形になってしまいましたが、手作り感が出ていて、これもまたいいなと思いました。ペン皿の裏側には名前がきれいに入りました。
今回のグループ研修を通して、支援分野が異なるグループメンバー同士業務への理解を深めることができました。今後の業務へ活かし、支援の幅を広げていきたいと思います。
written by C.N
(2022.9.16)