研究室学生向け 実験系廃棄物に関する説明会

工学部では、実験で使用した廃棄物を「実験系廃棄物」として分別回収しています。

先日、支援先研究室の教員より依頼を受け、
研究室の学生を対象とした実験系廃棄物に関する説明会を開催しました(2015.5.1)。

参加したのは、2研究室の学部4年から修士2年までの約40名。
お昼休みの研究室ミーティングの時間約30分をいただき、スライドを使って説明しました。
配属されたばかりの4年生には難しい内容だったと思いますが、
これを機に、分別に対する意識が高まってくれることを願っています。

技術系職員の業務のひとつに、実験系廃棄物回収時の立ち会いがあります。
現在は、回収のたびに分別が不十分なゴミが見受けられ、
その場で分別開始!といったこともしばしば起こり苦労しています。
このような説明会を通して、学生さんにも正しい分別方法が浸透すれば、
立ち会い業務も楽になるのでは・・・と思いました。

20150501_実験系廃棄物説明会

 

 

Written by mito
(2015.5.1)

第16回いわて・子ども・ものづくりセミナー

盛岡市近郊の中学生を対象に、ものづくり体験が出来るプログラム「第16回いわて・子ども・ものづくりセミナー」が、岩手大学を会場に開催されました(2014.7.30)。
セミナー自体は午前中から行われていました(鋳造の講義や岩手大学ミュージアムの見学)が、工学系技術部スタッフの出番は午後!
13:00からの鋳造学習で、指導にあたりました。
(※もちろん午前中は必死で準備をしていました!!!)

鋳造学習~アルミを溶かしてペン皿を作る

  • 時間:13:00~15:50
  • 場所:岩手大学ものづくり研究棟鋳造実験室
  • 受講者:30名
  • 指導スタッフ(工学系技術部):
    小綿 利憲  技術室長
    菊池 護    機械工学技術グループ
    伊藤 達博  材料機能技術グループ

例年協力依頼を受けている行事ではあるものの、ものづくり研究棟での開催が初となった今年は、不安要素がたくさんありました。
しかしながら、受講者全員が無事ペン皿を作り上げることが出来、スタッフ一同ホッとしています。

みなさん暑い中おつかれさまでした!

 

全体説明
全体説明
鋳型の造型作業その1
鋳型の造型作業その1
鋳型の造型作業その2
鋳型の造型作業その2
各自造った型に溶けたアルミを鋳込む
各自造った型に溶けたアルミを鋳込む
アルミが冷えて固まったら型をばらしペン皿を取り出す
アルミが冷えて固まったら型をばらしペン皿を取り出す

 

Written by mito
(2014.8.4)

平成26年度新人研修 1日目(材料機能技術グループ)

平成26年度の新人研修(工学系技術部での配属先研修)が始まりました(2014.4.17)。
記念すべき第1日目は、工学系第一技術室 材料機能技術グループの担当です。

研修内容

  • グループ紹介
  • 施設見学(電子顕微鏡室・低温室・地域連携推進センター)
  • 鋳造実習(アルミのペン皿づくり)

初日から、工学部内をいろいろ歩き回ってもらいました。
かなり疲れたと思いますが、いろいろ体験できて良い経験になったのではないかと思います。
明日以降もがんばってくださいね!

SEMの説明(電子顕微鏡室)
SEMの説明(電子顕微鏡室)
液体窒素液面計の紹介
液体窒素液面計の紹介(低温室)
スパッタ装置
スパッタ装置の見学(地域連携推進センター)
鋳造実習
鋳造実習(ものづくり研究棟)

 

Written by 材料機能技術G
(2014.04.17)

 

 

新人研修7日目(材料機能技術グループ)

1か月にわたる研修も残りわずか。
工学系技術室新人研修の7日目(2013.4.25)は、材料機能技術グループが担当しました。

 

午前は、グループの紹介と寒剤講習会を行いました。

寒剤講習会(液体窒素の汲み出し作業その1)
寒剤講習会(液体窒素の汲み出し作業その2)

 

午後は、マテリアル工学科の学生実験見学と施設見学を行いました。

マテリアル工学科学生実験見学
スパッタ装置の見学

 

普段の業務ではなかなか体験出来ない研修内容に、興味津々のようでした。
明日はいよいよ最終日。
がんばってくださいね!!

 

Written by 材料機能技術G
(2013.04.30)

 

 

 

 

 

 

FE-EPMA研修(第3弾)が行われました

FE-EPMA研修(第3弾)が行われましたので報告します(2012.7.24)。

今回は前回の後半に行った、標準試料のX線強度測定の続きを行いました。
今回の試料はこちら。サンプルは1から12まであり、それぞれ黒っぽくなっている部分を測定します。

前回のサンプルが単一の元素だったのに対し、今回は化合物です。含まれている全ての元素が、測定データに反映されているかどうか確認しながら、慎重に作業を進めていきました。

元素によっては、測定に適切な分光結晶を選択するのに時間がかかってしまうこともあります。しかしながら、標準試料のX線強度測定に伴う一連の作業に関しては、だいぶ身に付いてきたように感じます。

Written by mito(材料機能技術G)
(2012.7.28)