実習2日目は、マシニングセンタによる加工からスタートです。
使用する工具の説明を受けた後、1日目に作成したプログラムを再度確認し、実際の加工に入ります。
休憩後、今度は仕上加工を行いました。
不要な部分をバンドソーで切り落とし、バリの部分をヤスリで丁寧に削り、仕上げます。
これでようやく模型が完成しました。
午後からは鋳造の実習を行いました。
はじめに、鋳造概論についての講義がありました。
続いて実習場に場所を移し、鋳造の作業を体験しました。
今回は砂型を使用するため、まずは砂と水を混ぜ合わせ、砂を適度な硬さに調整します。
木枠に砂を詰めていきます。
木枠は上下に分離出来る構造なので、はじめに下側の枠に砂を詰め、その上に模型を置き、さらにその上に上側の枠を重ね、しっかりと砂を押し固めます。
その後、中にある模型を取り除き、出来た空洞の部分へ溶けたアルミを流し込みます。
鋳込んだアルミがある程度冷めたら、型からばらします。
不要な部分を切り落とし、ヤスリがけをして仕上げると、ようやくコースターの完成です。
学生の皆さんは2日間本当におつかれさまでした。
次年度の事業予定は未定のようですが、実習中の学生の皆さんの反応を見る限り、今後もぜひ継続して行っていければなと感じました。
Written by 実習担当者
(2013.8.26)