地域を支える「エコリーダー」「防災リーダー」育成プログラム
この育成プログラムは社会人を対象に、環境問題や地域防災活動の重要性を地域、学校、職場などへ伝え、そこでの活動を牽引するリーダーを育成することを目的として、「エコリーダー育成コース」と「防災リーダー育成コース」の2コースを設けて開講されているプログラムです。
プログラムHP http://www.cande.iwate-u.ac.jp/SeLSEC/
このプログラムは社会環境工学科が中心となって運営しており、いくつかのテーマにおいて土木・環境技術分野のスタッフも講義や事務局運営等の支援を行っており、地域貢献の一環でもあります。ここでは分野のスタッフが関わったことについて、何回かに分けて紹介しています.今回は第2回目です.
7月24日(土)
河川環境に関する午前の講義中に、盛岡市内の見前川や高松の池へ水質分析に使用するサンプル水の採取に行ってました。
午後は現地観測で、盛岡市内の中津川に出向き、水生昆虫の採取、河川の流量観測、簡易水質キットによる水質検査を受講生の皆さんに実際に行ってもらいました。(写真1~3)
(写真1 水生昆虫採取)
(写真2 流量観測)
(写真3 簡易水質検査)
現地観測終了後は大学に戻り、水質分析としてDO、BODの測定、生物顕微鏡による河床付着藻類の観察(写真4)や実体顕微鏡による水生昆虫の同定(写真5)、流量観測結果から実際に流れている流量の求め方についての解説などを行いました。
(写真4 藻類の顕微鏡写真)
(写真5 水生昆虫の顕微鏡写真)