米倉達郎技術専門職員も開発に取り組んでいる「氷雪上走行車」の記事が日刊工業新聞電子版に掲載されました

理工学系技術部の米倉達郎技術専門職員が理工学部システム創成工学科の三好扶教授のもとで研究開発を進めている【北極海氷調査を目的とした氷雪上走行車】について、7月1日付日刊工業新聞電子版に掲載されました。

三好扶教授は現在、北極海氷調査システムとして、氷下に投入される水中ロボット(AUV)との通信機能を有する自律氷雪上走行車の研究開発を実施しており、米倉達郎技術専門職員はその自律氷雪上走行車の開発部分を担当しています。日刊工業新聞の記事では、ドライブシャフトにより動力を伝達させた4輪駆動機構、および前輪の角度を自在に変えることによる氷雪凹凸面の安定走行の有効性について紹介しています。従来の方法だと難しかったその場での方向転換が大幅に改善されている様子が伺えます。

米倉技術専門職員は現在、技術開発をより追求するため、社会人ドクターとして研究にも力を注いでいるそうです。今後のさらなる活躍を応援しています。

本情報は、日刊工業新聞電子版に加え、岩手大学・岩手大学理工学部システム創成工学科機械科学コースのHPで紹介されております。日刊工業新聞電子版では氷雪上走行車の動く様子が映像で紹介されていますので、ぜひご覧ください。

■日刊工業新聞電子版

 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00603838

■岩手大学HP「【研究紹介】理工学部三好扶研究室 北極海氷調査を目的とした氷雪上走行車を開発」

 https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2022/12/004226.html

■岩手大学理工学部システム創成工学科機械科学コースのHP

 http://www.mech.iwate-u.ac.jp/cgi-bin/news.cgi?f1=1625620770&f2=staff

Written by Fujisaki
(2021.7.20)