新実習テーマ「Arduino工作」の教材開発

電気電子工学ものづくり課題実習(理工学部 電気電子通信コース 後期開講科目)の実習テーマ「Arduino工作」が今年度から新設されました。
電気電子通信技術グループの紺野亮技術職員が中心となり、実習内容の検討をはじめ、使用物品の選定からテキストの作成まで、新実習テーマの立ち上げを行いました。

Arduinoはマイコンや信号入出力ポート等を搭載した基板であり、PC上でプログラムを作成しそれを基板へ転送すると、接続した素子やセンサの動作制御が可能になります。
実習では、測距センサの実測値を取得しその値に応じてフルカラーLEDの発光色を制御する、実測値をLCD(液晶ディスプレイ)に表示する等のプログラムを作成します。下図は実習課題の例です。プログラミングだけでなく、素子や機器・装置の取扱い方法、素子の電気的特性を学習できる内容になっています。

実習中、学生の質問に答える紺野技術職員(右)

Written by shojia
(2022.12.15)