研修報告「Arduinoを使用した各種センサの制御とスマホへの通知方法の習得」

 理工学系技術部職員を対象に、提案型研修「Arduinoを使用した各種センサの制御とスマホへの通知方法の習得」を実施しました。

 研修では、Arduinoに接続したセンサでCO2濃度を測定し、CO2濃度が設定した閾値を超えるとスマホ(タブレット)に通知が届くまでの一連動作の確認を行いました。センサはArduinoと汎用的に組み合わせることで様々な研究支援につながります。千葉寿技術室長らが開発を進める警報通知システムとArduinoを連携することでスマホ等に異常の発生を通知することができます。

【日時】2023年3月30日 10:00~16:30
【場所】岩手大学理工学部3号館127室
【受講者】10名
【講師・講義内容】
 紺野亮(電気電子通信技術グループ)
 ・Arduinoの概要
 ・Arduinoとセンサ、LCD、ロータリーエンコーダ等の接続・使用方法
 ・プログラミング方法(スケッチ作成)
 ・ChatGPTの概要
 庄司愛子(電気電子通信技術グループ)
 ・警報通知システム制御器とArduino等への接続方法
 ・スマホ等に通知する方法

 受講者はブレッドボードにArduinoや各パーツを配置し、PCでプログラム(スケッチ)を作成しそれをArduinoに転送して動作確認を行う等、試行錯誤しながら取り組んでいました。この研修を通じてArduinoや警報通知システムの理解をしながら、講師を務めた技術職員と受講者間の交流・連携を深めることができました。

 紺野技術職員の講義では最近話題のChatGPTについても触れ、プログラミング初心者でもChatGPTを活用してプログラムの作成に役立てられる等、使用方法について受講者と意見交換を行いました。ただし、ChatGPTの利用には情報漏洩等のリスクを十分に考慮した上で適切な使用が求められます。

研修風景(紺野技術職員の講義:Arduinoについて)
CO2濃度が設定した閾値を超えるとスマホに通知するシステム概形
研修風景(製作に取り組む受講者)
研修風景(製作したArduinoシステムと動作確認の様子)

Written by R.K & shojia
(2023.4.20)

「早期情報伝達システム」の実証実験の様子が報道されました

理工学系技術部の千葉 寿 技術室長(ほか複数名)らは、住宅用火災警報器とスマートスピーカーとを連携して火災の発生を素早く知らせる仕組み「早期情報伝達システム」(競争的外部資金(令和4年度消防防災科学技術研究推進制度)採択課題)について研究開発を進めています。このシステムの実証実験が令和5年3月25日(土)に矢巾町にて実施されました。また、この時の様子が令和5年3月28日(火)の岩手日報22面に掲載されました。ぜひご覧ください。

この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」

尚、この記事は岩手日報Web版でも紹介されております。以下からご覧ください。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/3/29/138404

Written by 広報委
(2023.4.7)

防災システム・消防プロジェクトなどの活動が各紙を賑わせています

理工学系技術部の千葉寿技術専門員(ほか複数名)が主体的に進めている取り組みについて、複数の紙面で以下のように紹介されました。

また、千葉寿技術専門員は、岩手日報の「ひと」のコーナーでも取り上げていただいたそうです。

日付順にならべ、まとめてご紹介します。

1.(災害大国)火事!命守る行動をとるには(朝日新聞 2022年11月28日付 28面)

競争的外部資金(令和4年度消防防災科学技術研究推進制度)において、千葉寿技術専門員は主体的に、スマートスピーカーと連携して火災の発生を素早く知らせる仕組み「早期情報伝達システム」の研究開発を進めています。この研究成果が朝日新聞の全国版で報道され、千葉寿技術専門員の活動も紹介されました。

朝日新聞 2022年11月28日付 28面に掲載
本記事は朝日新聞社からの承諾を得て二次利用しています。
また、「朝日新聞社に無断で転載することを禁じます」。
承諾番号は「22-3494」です。

当該記事は上記赤枠部
上記赤枠部の記事を拡大

この取り組みについては、読売新聞(関西版)にて2023年1月30日付 27面 でも紹介されました。

2.緊急情報 聴覚障害者へ( 岩手日報 2023年1月10日付 1面)

【Jアラートなどの緊急情報を視覚的に素早く伝達するシステムの開発を進めています】の記事でもご紹介しましたが、岩手大学理工学系技術部(千葉寿・古舘守通・藤崎聡美)と分子科学研究所および盛岡市ではこれまで、国や自治体からJアラートなどの緊急情報が発表されると消えているテレビでも自動的に起動して正しい情報をリアルタイムで伝えるシステムを開発してきました。
この仕組みを応用して、聴覚障害者向けの機器と連携することで、インターネットを利用した情報伝達に成功し、その仕組みが、岩手日報の1面にて大々的に報道されました。

岩手日報 2023年1月10日付 1面 に掲載
この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」。

尚、この記事は、岩手日報の2023年1月17日付10面の「記者解説 いわてニュースゼミ」で、小・中・高生へ向け分かりやすい内容にかみ砕いて説明紹介されています。

3.岩手日報「ひと」コーナーで人物紹介されました( 岩手日報 2023年1月28日付 4面)

岩手大学理工学系技術部の千葉寿技術専門員が「ひと」に焦点を当てるコーナーで紹介されました。これまで聴覚障害者に情報を素早く届けるシステムの開発などを開発し、その開発者の背景にせまるものです。

岩手日報 2023年1月28日付 4面 に掲載
この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」

Written by 広報委
(2023.2.7)

2022年度 機器・分析技術研究会@大阪大学での受賞紹介

2022年9月1日(木)~2日(金)にかけて、大阪大学豊中キャンパスを会場に
開催された「2022年度 機器・分析技術研究会」におきまして、本学理工学系技術部から3名が、口頭プレゼンテーション賞並びにポスター賞を受賞いたしました。

各受賞者の発表タイトル等は以下の通りとなります。

■口頭プレゼンテーション賞

O-05 岩手大学 野田千晶
   電子顕微鏡および X 線回折を用いたナノ粒子の構造解析技術の習得

O-11 岩手大学 千葉寿
   装置のDX化によりあらゆる警報を外部に通知する

【共著者】
庄司 愛子 a) , 古館 守通 a) ,藤崎 聡美 a) ,玉木 俊昭 b) ,稲角 直也 c) ,戸所 泰人 c) ,
島﨑 英行 d) ,須恵 耕二 d) ,木村 和典 e) ,豊田 朋範 e)

a) 岩手大学 , b) 東北大学 , c) 大阪大学 , d) 熊本大学 , e) 分子科学研究所

■ポスター賞

P-49 岩手大学 田沼萌
   ImageJを用いたX線イメージングのデータ解析

【共著者】
佐々木 明日香 b) ,藤崎 聡美 a) ,宮原 英隆 c) ,万福 和子 d) ,佐藤 裕文 e) ,吉田 琴音 f) ,
今 健一 g) ,赤堀 卓央 b) ,水戸谷 剛 b) ,鈴木 正哉 d) ,廣沢 一郎 h) ,吉本 則之 i) ,
吉岡 正和 j)

a)岩手大学理工学系技術部 ,b)東日本機電開発株式会社 ,c)石原産業株式会社 ,d)産業技術総合研究所 ,e)岩手大学研究支援・産学連携センター ,f)岩手県ILC推進局 ,g)いわて産業振興センター ,h)九州シンクロトロン光研究センター ,i)岩手大学理工学部 ,j)岩手大学・岩手県立大学

また、本件、関連サイトにも掲載されております。併せてごらんください。

● 2022年度 機器・分析技術研究会HP
 https://kiki2022.sci.osaka-u.ac.jp/index.html
● 佐賀県立九州シンクロトロン光研究センターHP(トピックスに掲載)
 https://www.saga-ls.jp/
● 岩手大学HP
 https://www.iwate-u.ac.jp/index.html(10月のニュースに掲載)

後列 左:田沼萌 技術職員 右:千葉寿 技術専門員
前列 左:八代仁 学部長 右:野田千晶 技術職員

受賞された皆さま、おめでとうございました。

            Written by 広報委

千葉 寿 技術専門員が 令和3年度 機器・分析技術研究会 in 山口宇部 にて優秀発表賞を受賞しました

当技術室の千葉 寿 技術職専門員が、令和3年度 機器・分析技術研究会 in 山口宇部(令和3年9月9日、10日)にて、優秀発表賞を受賞いたしました。

公式サイト 優秀発表賞
https://kiki2021.tech.yamaguchi-u.ac.jp/presen.html#award

受賞の対象となった発表
「周囲に人がいない時代の危機を乗り切るための新しい機器管理」

 2019年末から始まった新型コロナウイルスの流行は今も収束していない.日本でも緊急事態宣言を繰り返し発表するなど,その生活や働きかたまで大きく変化している.全国の多くの研究所や大学においても在宅・隔日勤務や時差出勤などの導入により,結果的に実験室や研究室に不在の時間が増え,装置の監視体制の大幅な見直しを迫られている.
 一般的に,実験装置や分析機器では電源を遮断できないものが多く,トラブルが発生した際には,例えば装置の異常を示すアラームが大音量で作動し,インターロックによる装置保護回路が働く.しかし,これらの装置も周辺に人がいないと,そもそも装置の異常発生にさえ気が付くことがなく,トラブルへの対応が大幅に遅れ装置や研究環境に大きなダメージを与えてしまう恐れがある.
 今回報告する新警報システムWAN-WAN (Wireless Alarm Network for Wide Area Notification)は実験装置などのセンサ出力信号や警報ランプ,ブザー信号など,さまざまな電気的信号を直接読み取ることができる.さらに市販されているスマートスピーカーとWi-Fiを通じて連携することで遠隔地にいる管理責任者などに電話やメール,照明の点滅などで簡単に素早くトラブルの発生を通知するものである.

(予稿「はじめに」より抜粋、受賞者の許諾を得ています)

Written by 広報

(2021.9.28)