化学系の学科かな(?)と思われるような、無機系の化学実験と電気化学実験の支援の様子を紹介します。
最終的に分析機器による分析をしますが、前段階として試料を溶解し溶液にしなくては、測定することができません。以下では、前処理の様子や、各種分析の様子を紹介しています。
↓ 亜鉛を電解採取し、その重量から電流効率・電気エネルギー量を検討します
↓ 水素化ひ素をピリジン溶液(Ag-DDTC溶解)に吸収させ呈色反応し、
吸光光度計にて測定します
↓ 亜鉛地金中の鉛を原子吸光光度計で測定
↓ チオ硫酸ナトリウム溶液によるCu分析
↓ 分解電圧を測定し、電解製錬における電解採取の原理を理解
使用する器具はほとんどが、ガラス製ですので取り扱いには、充分な注意が必要です。また劇物指定の試薬を使用しますので、ドラフトチャンバーおよび室内の換気扇は、フルに作動させます。もちろん廃液は分別回収しています。