技術系職員の仕事の一つに、装置の管理業務があります。
その中で、どの装置にも共通してある『利用時間の集計作業』。
この作業は意外と手間がかかり、装置の管理を担当している材料機能技術グループのメンバーも頭を悩ませていました。
そこで今回、Excelに詳しい村上技術専門職員を講師に、Excelの機能を活用した効率のよいデータ集計方法を学びました(2016.6.23)。
- テーマ
Wordで作成された利用記録簿から、ユーザー(利用責任者)ごとの利用時間を集計する。
- 大まかな工程
1.Wordで作成された表をコピーしExcelに貼り付ける
2.表の修正
3.ピボットテーブルによる集計
- ポイント
1.セルEに入力された”Hour meter”のデータ(開始時および終了時のメーター値)を、「データ」タブの「区切り位置」機能を用いて、開始時のメーター値と終了時のメーター値を別々のセルに分割する。
※この作業により、セルの計算処理ができるようになり、利用時間が算出できる。
2.「挿入」タブの「ピボットテーブル」の機能を用いて、利用責任者ごと集計結果が容易に作成できる。
※基になる表を正確に作成することがとても重要である。
Excelの便利な機能を知ることができ、よい講習会となりました。
今後もグループ内でこのような講習会を開催していく予定です。
Written by mito
(2016.6.27)