九戸村立江刺家小学校でILC出前授業を行いました

岩手県は、県南地域にILC(国際リニアコライダー)の建設候補地を有しています。
そのため岩手県は、将来を担う県内の子供たちにILCの意義や効果を分かりやすく伝えるためにILC出前授業などを広く行い、その普及等に力を入れています。
岩手大学もその活動に貢献しており、教員等が地域の小中学校に出向き、ILCを解説するための出前授業なども行っております。
理工学系技術部の藤崎聡美技術専門員(岩手県盛岡広域振興局ILC解説普及員認定)もその一人です。今年度最初の出前授業として、6/5(月)に県北の九戸村立江刺家小学校にて出前授業を行いました。
その際の様子が、岩手県のTwitterにて紹介、岩手大学の公式Twitterでもリツイートされていますので、ぜひご覧ください。
岩手県ILC推進局Twitter 岩手&ILC
https://twitter.com/Iwate_ilc/status/1668467536160231424?cxt=HHwWgMDQwcuYy6cuAAAA

ILC出前授業

<これまでの取り組み(関連記事)>
令和元年度「未来のILCを担う人材育成事業」成果交流会で ILCに関する講演を行いました。
https://eng.tech.iwate-u.ac.jp/top/?p=7554

Written by F.
(2023.6.19)

前期 寒剤利用講習会&ユーザー登録を実施しました

年度はじめは、研究室配属などにより、新たに寒剤を利用する方が増えます。
低温室では、年に2回、寒剤利用者を対象とした寒剤利用講習会を実施しています。
この講習会は、高圧ガス保安法によって実施が義務付けられており、教育研究だけでなく、イベント等で寒剤を使用する方も受講対象となります。
岩手大学では、液化窒素および液化ヘリウムを初めて使用する際は必ず受講していただくようお願いしています。
あわせて、受講が完了した方のうち希望者に、液体窒素自動汲み出し装置のユーザー登録を行っています。

今回は、以下の日程で行われたユーザー登録の様子をご紹介します。
講習会については、事前にオンラインで実施(動画視聴および確認テスト受験)しているため、この場では、テストに合格した方のユーザー登録(汲み出し装置のログイン時に必要な職員証または学生証のデータを登録する)を行っていきます。
理工学系技術部所属の低温室スタッフ5名で対応しました。

液体窒素自動汲み出し装置のユーザー登録

  • 日時:令和5年5月15日(月)~17日(水)いずれも 13:00~16:00
  • 場所:低温室(C12 極低温発生装置室)
  • 担当:理工学系技術部 中村(光)、田中、伊藤、吹上、岩渕
液体窒素自動汲み出し装置(理工学部)
登録を待つユーザーの方々

雨が降ったり、暑くなったりと天候の変化が大きい3日間となりましたが、無事日程を終えることができました。
次回は11月頃開催予定です。

Written by N,T,I,F and I
(2023.5.22)

研修報告「Arduinoを使用した各種センサの制御とスマホへの通知方法の習得」

 理工学系技術部職員を対象に、提案型研修「Arduinoを使用した各種センサの制御とスマホへの通知方法の習得」を実施しました。

 研修では、Arduinoに接続したセンサでCO2濃度を測定し、CO2濃度が設定した閾値を超えるとスマホ(タブレット)に通知が届くまでの一連動作の確認を行いました。センサはArduinoと汎用的に組み合わせることで様々な研究支援につながります。千葉寿技術室長らが開発を進める警報通知システムとArduinoを連携することでスマホ等に異常の発生を通知することができます。

【日時】2023年3月30日 10:00~16:30
【場所】岩手大学理工学部3号館127室
【受講者】10名
【講師・講義内容】
 紺野亮(電気電子通信技術グループ)
 ・Arduinoの概要
 ・Arduinoとセンサ、LCD、ロータリーエンコーダ等の接続・使用方法
 ・プログラミング方法(スケッチ作成)
 ・ChatGPTの概要
 庄司愛子(電気電子通信技術グループ)
 ・警報通知システム制御器とArduino等への接続方法
 ・スマホ等に通知する方法

 受講者はブレッドボードにArduinoや各パーツを配置し、PCでプログラム(スケッチ)を作成しそれをArduinoに転送して動作確認を行う等、試行錯誤しながら取り組んでいました。この研修を通じてArduinoや警報通知システムの理解をしながら、講師を務めた技術職員と受講者間の交流・連携を深めることができました。

 紺野技術職員の講義では最近話題のChatGPTについても触れ、プログラミング初心者でもChatGPTを活用してプログラムの作成に役立てられる等、使用方法について受講者と意見交換を行いました。ただし、ChatGPTの利用には情報漏洩等のリスクを十分に考慮した上で適切な使用が求められます。

研修風景(紺野技術職員の講義:Arduinoについて)
CO2濃度が設定した閾値を超えるとスマホに通知するシステム概形
研修風景(製作に取り組む受講者)
研修風景(製作したArduinoシステムと動作確認の様子)

Written by R.K & shojia
(2023.4.20)

「早期情報伝達システム」の実証実験の様子が報道されました

理工学系技術部の千葉 寿 技術室長(ほか複数名)らは、住宅用火災警報器とスマートスピーカーとを連携して火災の発生を素早く知らせる仕組み「早期情報伝達システム」(競争的外部資金(令和4年度消防防災科学技術研究推進制度)採択課題)について研究開発を進めています。このシステムの実証実験が令和5年3月25日(土)に矢巾町にて実施されました。また、この時の様子が令和5年3月28日(火)の岩手日報22面に掲載されました。ぜひご覧ください。

この記事は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、「岩手日報社に無断で転載することを禁じます」

尚、この記事は岩手日報Web版でも紹介されております。以下からご覧ください。
https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/3/29/138404

Written by 広報委
(2023.4.7)

伊藤達博技術専門職員が日本鉄鋼協会鉄鋼技能功績賞を受賞しました

mito20230324

一般社団法人日本鉄鋼協会第185回春季講演大会が東京大学において開催され、当技術部の伊藤達博技術専門職員が、鉄鋼技能功績賞を受賞しました(2023.3.8)。
材料の組織と機械的性質評価の研究・技術支援等の功績を評価されての受賞です。

受賞に関する詳細は、一般社団法人日本鉄鋼協会HP表彰のサイトをご覧ください。

また、本件は以下の関連サイトにも掲載されております。
あわせてご覧ください。

●岩手大学HP
https://www.iwate-u.ac.jp/info/news/2023/03/005619.html
●岩手大学公式Twitter
https://twitter.com/Iwate_Univ_PR/status/1640944515975634944

伊藤_鉄鋼技能功績賞

Written by 広報委
(2023.3.28)