NMR装置を頻繁に利用することが決まっている4年生を対象に、装置利用の講習会を行いました。
NMR(Nuclear Magnetic Resonance:核磁気共鳴)とは、有機化合物の分子構造を明らかにするための装置です。
サンプルによりますが、最短5分程度で測定結果を得ることができます。

装置を正しく安全に利用してもらうため、装置担当者は1回の講習会で3~4名ずつに丁寧に説明します。
今年度は30名の学生が受講してくれました!
Written by mt
(2022.7.19)
NMR装置を頻繁に利用することが決まっている4年生を対象に、装置利用の講習会を行いました。
NMR(Nuclear Magnetic Resonance:核磁気共鳴)とは、有機化合物の分子構造を明らかにするための装置です。
サンプルによりますが、最短5分程度で測定結果を得ることができます。

装置を正しく安全に利用してもらうため、装置担当者は1回の講習会で3~4名ずつに丁寧に説明します。
今年度は30名の学生が受講してくれました!
Written by mt
(2022.7.19)
全学共同利用装置であるXPSのメンテナンスを行いました。
XPSとは、正式名称はX線光電子分光分析装置(X-ray Photoelectron Spectroscopy)と呼ばれ、固体試料にX線を照射し、表面から約数nmの深さの構成元素および元素の化学結合状態を分析できる装置です。固体試料なら、金属、セラミックス、半導体、有機物を問わずに測定でき、イオンスパッタリング法等の手法による深さ方向分析や、界面の情報および深さ方向の組成分布も取得できます。
そのため、XPSは材料評価および材料開発において重要な分析手段となっており、本学でも研究に多大な貢献をしています。

XPSのチャンバー内は超高真空(10-8Pa)になっています。そのため、普段は装置内部を見ることができませんが、メンテナンスなどの機会には装置内部を見ることができます。 試料台やX線源などの構造を直接見ることができ、大変勉強になりました。


無事メンテナンスが終わりました!
今後も様々な教育・研究で、XPSを利用していただきたいと思います。
Written by NI
(2022.7.8)
コースの依頼業務で、TOC分析装置を使って液体試料の炭素濃度を測定することがあります。

河川や湖沼などの水の環境汚染を考えるとき、水中の炭素の量を調べることが必要になってきます。微小なプランクトン類は数をかぞえることが難しいため、炭素の量で存在している量を確認します。ですが、水には炭酸ガスが溶け込んでいるため、それと区別して分析しないといけません。
全炭素(TC:Total Carbon)は、水中に存在するすべての炭素を指し、全有機体炭素(TOC:Total Organic Carbon)と無機体炭素(IC:Inorganic carbon)に分けられます。
動物性プランクトンや植物性プランクトン等を構成する炭素は有機体、炭酸ガスなどが溶け込んでいるものは無機体です。
試料をろ過して、固体を取り除いたのち、適度に希釈してから装置にかけます。
試料を燃焼させて、発生した二酸化炭素を測定することで全炭素(TC:Total Carbon)を測定し、次に酸と反応させて無機体炭素(IC:Inorganic carbon) を測定します。


その後、全炭素(TC:Total Carbon)から無機体炭素(IC:Inorganic carbon) を引くと、全有機体炭素(TOC:Total Organic Carbon)が求められます。

また、この二つの工程を同時に行うNPOC(不揮発性有機炭素)測定もあります。必要となるデータの種類によって、分析方法を変えて測定します。
Written by T.N
(2022.2.24)
当技術室の千葉 寿 技術職専門員が、令和3年度 機器・分析技術研究会 in 山口宇部(令和3年9月9日、10日)にて、優秀発表賞を受賞いたしました。
公式サイト 優秀発表賞
https://kiki2021.tech.yamaguchi-u.ac.jp/presen.html#award
受賞の対象となった発表
「周囲に人がいない時代の危機を乗り切るための新しい機器管理」
2019年末から始まった新型コロナウイルスの流行は今も収束していない.日本でも緊急事態宣言を繰り返し発表するなど,その生活や働きかたまで大きく変化している.全国の多くの研究所や大学においても在宅・隔日勤務や時差出勤などの導入により,結果的に実験室や研究室に不在の時間が増え,装置の監視体制の大幅な見直しを迫られている.
一般的に,実験装置や分析機器では電源を遮断できないものが多く,トラブルが発生した際には,例えば装置の異常を示すアラームが大音量で作動し,インターロックによる装置保護回路が働く.しかし,これらの装置も周辺に人がいないと,そもそも装置の異常発生にさえ気が付くことがなく,トラブルへの対応が大幅に遅れ装置や研究環境に大きなダメージを与えてしまう恐れがある.
今回報告する新警報システムWAN-WAN (Wireless Alarm Network for Wide Area Notification)は実験装置などのセンサ出力信号や警報ランプ,ブザー信号など,さまざまな電気的信号を直接読み取ることができる.さらに市販されているスマートスピーカーとWi-Fiを通じて連携することで遠隔地にいる管理責任者などに電話やメール,照明の点滅などで簡単に素早くトラブルの発生を通知するものである.
(予稿「はじめに」より抜粋、受賞者の許諾を得ています)
Written by 広報
(2021.9.28)
理工学系技術部の米倉達郎技術専門職員が理工学部システム創成工学科の三好扶教授のもとで研究開発を進めている【北極海氷調査を目的とした氷雪上走行車】について、7月1日付日刊工業新聞電子版に掲載されました。
三好扶教授は現在、北極海氷調査システムとして、氷下に投入される水中ロボット(AUV)との通信機能を有する自律氷雪上走行車の研究開発を実施しており、米倉達郎技術専門職員はその自律氷雪上走行車の開発部分を担当しています。日刊工業新聞の記事では、ドライブシャフトにより動力を伝達させた4輪駆動機構、および前輪の角度を自在に変えることによる氷雪凹凸面の安定走行の有効性について紹介しています。従来の方法だと難しかったその場での方向転換が大幅に改善されている様子が伺えます。

米倉技術専門職員は現在、技術開発をより追求するため、社会人ドクターとして研究にも力を注いでいるそうです。今後のさらなる活躍を応援しています。
本情報は、日刊工業新聞電子版に加え、岩手大学・岩手大学理工学部システム創成工学科機械科学コースのHPで紹介されております。日刊工業新聞電子版では氷雪上走行車の動く様子が映像で紹介されていますので、ぜひご覧ください。
■日刊工業新聞電子版
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00603838
■岩手大学HP「【研究紹介】理工学部三好扶研究室 北極海氷調査を目的とした氷雪上走行車を開発」
https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2022/12/004226.html
■岩手大学理工学部システム創成工学科機械科学コースのHP
http://www.mech.iwate-u.ac.jp/cgi-bin/news.cgi?f1=1625620770&f2=staff
Written by Fujisaki
(2021.7.20)